パワハラ 土下座

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土下座を強いることはパワハラになることがあります

土下座は元来、礼式の一つだったのですが、時代とともにその意味するところが大きく変わってきました。
今日的には、恥のポーズ、屈辱のポーズとして認識されるようになっています。
このため、土下座をすることは相手に対する屈服の意味以上に、辱めを受ける意味が大きくなっています。
また、土下座が礼式であった時代には、相手に命令されてするものではなく、儀礼として自ら進んで行うものでした。
しかし、こうした意味合いも現在はありません。
土下座は相手の命令という行為によって生じる精神的な苦痛でしかないのです。
まさに今日的には、土下座を命令することはパワハラである、と断言してもよいでしょう。

 

土下座がパワハラにあたるかどうかは態様によって判断

もちろん今日においても謝罪を意味する礼式として、土下座を行う人もいますし、そのような場面もあるでしょう。
一概に土下座がパワハラであるとは言い切れません。
どのような行為や状況によって、土下座がパワハラになるのか、というと、すでに指摘したように土下座を命令することがパワハラになるのです。
命令されたのか、自発的に行ったのか、また自発的に見えても強要するような状況を相手が作り出していなかなったのか、などが判断の要素になります。

 

土下座は過失ある人に屈辱を与えるとパワハラです

高視聴率をあげたドラマで、上役を土下座させる場面がありました。
これもパワハラです。
パワハラは何も上司が部下にする行為ではありません。
優位な人が、その優位性を根拠にして行う行為でもあるのです。
ドラマでは、確かに上役に大きな過ちがありました。
しかし、その過ちに対する責任追及として土下座を強要することは、まったく別の話です。
過ちのある人間に恥や屈辱を与えることは、まっとうな責任追及ではないのです。
このドラマで、過ちを犯した人に対しては土下座させてもよいという風潮が広がるようでした、それはパワハラの容認を世に広めるようなものです。

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