パワハラ 大学

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案外知られていない大学におけるパワハラの根深さ

会社の職場がパワハラの土壌になっているわけではありません。
さまざまな団体や組織においても、優位性を背景にしたいじめが絶えないのです。
特に、会社以上にパワハラが横行している組織があります。それは大学です。
大学では、教授から講師まで縦割りの制度があり、教授の権限は絶対です。
また、その縦割りの制度は徒弟制そのものを今に残したものになっています。
このため教授のパワハラが生じやすい土壌を組織の中にもっていると指摘されてきました。

 

教授を頂点にした大学の組織そのものがパワハラの土壌に

大学において、パワハラが社会問題として顕在しなかったのは、徒弟制による教授以下の部下としての地位にある准教授、講師、助手と言われる人たちの受忍があったためです。
教授から指導を受けることや、研究を続けるためには多少の精神的な苦痛は受忍しなければならないという気風、土壌が根強いということが背景にあります。
教授のパワハラを告発したりすることは、自身の研究者としての道を断つことになりかねないという怖さが、受忍という形で、パワハラを容認しつづけてきたのです。

 

マスコミを賑わせた大学の教授や講師のセクハラとパワハラ

ただ、セクハラ、そしてパワハラが大きな社会問題となり、裁判において、その不法性が問われるようになって、大学におけるセクハラやパワハラが世の中に知られるようになってきました。
女子大生が指導教官の教授を訴える事件や、助手や講師が教授のパワハラを告発するという事件もひと頃、マスコミを賑わせたことは、多くの方の記憶に残っていると思います。

 

組織改革をとおして大学もパワハラ対策を積極的に推進

こうした流れの中で、大学当局も手をこまねいているわけではありません。
大学改革や組織改革、さらに学内のコンプライアンスの監視などの取り組みをとおして、パワハラの温床を断つ手だてを実施しています。
しかし、長年の歴史と伝統、さらに大学という閉鎖的な組織の中では、なかなか実効性の高い施策が講じられていないというのが現状なのです。

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